2013年1月アーカイブ

税制改正と景気・・・

新聞等で来年度の税制改正の記事がよく出るようになりました。そもそも法人税を納めている会社が日本では3割を切っているような状態ですが、現状では、努力して利益を上げている企業や収入を上げるために努力している個人が税負担している状態です。景気が悪く、法人税も所得税もかなり減少していますが、がんばっている企業や個人の負担が増えるようなことばかりではどうかと思います。私もそうですが、先行きが不透明な中では企業も投資や雇用を控え、少しでも内部留保して、何かあった時に備える考えを持ちます。しかし、そうなればお金も回らず、景気も良くなりません。

建設業は、業種別ではサービス業についで全国的にも15%以上を占めているようですが、この地域でも同じような率かもしれません。しかし、市内でも建設業による法人税はトータルではマイナスです。ここ数年ずっと同じ状況だと思います。

政権への期待から円安が進み、株価が上がり、一見良くなっているように思いますが、石油や鉄などの原料価格もかなり上がっています。それに関連して全ての材料等が上がりそうな感じですが、景気が良くなる前に原価が上がり、価格転嫁できず苦しい思いをするような状況が既に始まっています。どの業種もデフレ脱却前に体力が持つか、ということだと思います。製造業だけでなく景気が良くならないとサービス業なども良くなりません。

税制改正も大企業寄りではということがよく言われますが、まず、現状の赤字企業を70%以上から50%とか30%にしていくようなことが必要です。私も特効薬のような方策はわかりませんが、頭のいい方がたくさんおられると思いますので、考えていただきたいと思います。各企業がコツコツ積み上げるしかないとは思いますが。

先週末に同級生で滋賀県の立木観音に厄まいりに行っていました。今回で3回目ですが、私も後厄の年になりました。約800段の階段を登り、しっかりとお参りはしたので、良い年にしたいと思います。

昨日、神戸のポートアイランドにあるオフテクスに仕事の打ち合わせに行っていましたが、ドイツの製薬会社に二宮尊徳の像がありました。あることは以前から聞いていましたが、外国の企業にあるのが、何か不思議な感じがしました。昔は各学校にありましたが、最近は撤去されているところも多いようです。像を見ながらいろいろと考えるところがありましたが、勤勉さは見習わなければいけないと思います。

今日から寒くなりますが、日曜日には豊岡市健康ゾーン健康福祉施設で健康とまちづくりのイベントがあります。ぜひお越しください。

20130119_13055420130124_130731

toyookagensan2

コンプライアンス・・・

コンプライアンスの日本語訳は、法令遵守です。当然ながら当社の経営方針でも一番上に掲げています。

すなわち、法律や規則を守ることです。今ではそれだけでなく、法に違反しなければ何をしてもいいといった間違った考え方や社会の常識や倫理に反するようなことはしてはいけない、という意味も含まれています。

会社の中にも就業規則などの社内ルールがあり、社会や地域に貢献する経営などもコンプライアンスの中身として理解されています。企業としての倫理、モラルがより強く要求されているということです。

違反をするとどうなるのか、私がその苦労や大変さは一番理解しています。過去に会社としての大きな問題もありましたので、そのことは、みなさんもご存じだと思います。

違反が発覚すると刑事処分や行政処分もありますが、一番大きなことは、社会=地域や顧客からの信用を一瞬でなくすことです。何十年の企業としての長い歴史もすぐに消えてしまいます。そして、それを元に戻すためには何倍もの労力と月日がかかりますし、それを機に企業として終わる会社もたくさんありました。

記憶に新しい構造設計の偽装や食品会社の賞味期限の偽表示に限らず、粉飾など様々なコンプライアンス違反の事例もありますが、社会や消費者=顧客の目は、年々厳しくなってきています。企業はコンプライアンスを徹底し、末端の社員まで、一人ひとりが意識を常に持ちながら、違反を防止する対策と小さなことでも違反がでてしまった時の対策などのリスク対応も必要です。というように、私は、社会に信用される企業であることが継続の一番の要素だと感じながら商売をしています。

楽だと思ったことが、大きなリスクであるということはその状態になった方しかわからないかもしれません。そういうリスクに対して常日頃から意識を持つことは大事です。「苦は楽の種」と自分には言い聞かせていますが、その逆、「楽は苦の種」です。楽をすることばかり考えていては大きな苦労=リスクを被ることになるような気がしてなりません。

みなさんもお気をつけください。

本日、ちょっとコンプライアンスの話題が出て感じたことです。

初出からの1週間・・・

新年の初出から1週間が経過しました。と言っても新年の挨拶回りや出張でほぼ会社にはいませんでしたので、今日は日曜ですが、久しぶりに出社しました。

月曜から3日間は、ほぼ但馬内の官公庁等に挨拶回りに出ていました。8日には、協会支部の賀詞交歓会がありました。中貝市長、日村県会議員にもご参加いただき、業界との意見交換もできました。木曜は、福知山から県庁、神戸市内のお世話になっている大手の営業所等にも伺いました。夜は、約1年振りに会う大手メーカーの友人とプチ新年会をしました。

金曜は、社外取締役をさせていただいているオフテクスの役員会に出席し、帰りには青垣町の児童養護施設の現場を見てきました。土曜は、養父市内のあるJAたじま広谷支店の竣工式に出席して豊岡で打合せ等をしていました。

非常に忙しい1週間でしたが、年々挨拶に回らせていただくところが増えていることが大変有り難いです。ここ数年で建築では営業エリアも広がっていますが、その分、社員のみなさんには苦労をかけています。

現状維持をするためには仕方ないことですが、それは、どうしてなのか。

地域の仕事は、地域の業者で、ということが大きく崩れてきています。

この但馬では民間工事が少ないためにほとんどの会社が地域の公共工事に依存しています。そして、公共の入札制度は、国も県も市町も独自のランク制度を持ち、ランクによる指名か一般競争で実施されています。国は、ほぼ全てが総合評価方式であり、入札参加や受注をされる業者も限られますが、県や市は、AランクからEランクまであり、多くの業者が参加し、入札が実施されます。ランクにより発注対応金額が設けられ、災害等の特殊なものを除き、例外もほとんどなく、厳格に実施されています。

そして、市町合併により活動エリアが広がり、チャンスが増えた反面、業者数の少ない旧町では入札しても競争相手が多く、受注ができない、また、ランクに対応する工事がないために、仕事はあっても指名や入札参加すらできないようなことになっています。地域内に仕事があっても遠くの地域で仕事をしなければいけないような状態になっています。

弊社の本店のある豊岡市竹野町においても今年度、これまでの県、市の工事発注のうち、町内業者の受注は、市が町内発注分の66%、県にいたっては1%(委託のみ1件)です。

全体でも町内業者落札分が50%を切っています。市の場合は指名入札ですが、県は、地域制限のある一般競争であるため少なくても20~30社、多いものでは50社近い競争入札です。地域の優位性は、大型の重要構造物工事しか適用されないため、町内にいたっては数年前に過去1度、一番少ないです。現状では、実際の入札ではほとんどないため、竹野町内ではあまり意味がありません。災害や防災、除雪には、地域の建設業がと言われますが、実際の仕事もなく、災害時や除雪だけよろしくでは、継続できません。豊岡市内においても事業を継続できずに業者が減っているのは竹野町内が一番です。県の町内の県道、国道の除雪契約が10年前は4~5社でしたが、今ではうち1社だけです。うちもランクが高いために市も県も参加案件も少ないですが、町内を中心としたランクに対応した仕事もほとんどないために、特に土木のウエイトが極端に落ちています。この状態が続けば、土木は、すぐにさらなる体制の縮小をしなければいけなくなります。現状は、公共土木の受注が減っている中でも民間建築や得意分野である耐震関係のおかげでなんとか維持できていますが、会社としては、土木が足を引っ張るようなことになっています。

行政側も理解はされますが、最後には、ルールがあるので、ということになります。全体のルールは当然に必要ですが、例えば、指名の特例において、現状の災害時だけでなく、業者数の少ない地域ではその考慮も必要です。また、年間の各地域の発注対応金額(ランク工事)も確認し、発注予定の少ない地域では、何らかの策を講じてほしいと思います。現状を見ていると市内では地域限定にしているにもかかわらず、発注量はなりゆき任せみたいな感があります。また、県などは、災害復旧のような工事をたとえ特殊な工事でも他の管内業者がやっているような事例もあります。管内に業者がいるにもかかわらず、理由はあるのでしょうが、そういうことでは地域はますますダメになっていきます。地域内に建設業者がゼロになることも近い将来考えられます。ここ数年で各業者の企業体力や機動力は大きく落ちています。決算内容や売上高の減少を見ても明らかです。健全な状態で維持していくためには、さらなる入札制度の改善と仕事の対価が最低制限価格ではなく、競争であっても予定価格に近いところでさせていただけるようなことが必要だと思います。工事全体が小規模化している中では、発注対応金額の見直しも当然に必要ですし、自由な競争の中でも地域の建設業が健全に育成される、継続できるようなことを真剣に考えていただきたいと思います。

建設業は、魅力のない業界になっています、災害時や冬季除雪など、地域のおける役割は大きいものがあるにもかかわらずです。行政の方達も実際に地域内に対応できる業者がいなくならないとわからないのかもしれません。

私もいろいろな形で地域に愛着を持って会社をやっていますが、年間売上げの1割もいかないような拠点では、多くの社員のことを考えると、今後は、地域優先だけでなく、自社の将来も考えないといけないとも思っています。

自民党政権になり、補正予算で公共工事が増えるとの話ばかりがでますが、景気対策としては、それも良いことですが、国や自治体の財政状況から大きな公共投資が続くはずもなく、現在の問題も何も改善されない状態ですので、期待半分です。

兵庫県に9年間お世話になり、民間の建設業で10年が経過しようとしています。官民で仕事をさせていただき、仕事柄、建設業だけでなく、他の業界も見させていただく中でいろいろと感じることはありますが、現状を踏まえながら、良い年になるように、元気を出して頑張っていかなければと思います。

事始め・・・

本日7日に例年と同じくセイワと合同で町内の鷹野神社において安全祈願を行い、事始めをしました。

これも弊社に関わるたくさんの方々のおかげだと思っております。どうもありがとうございます。

初出の朝礼をしてから豊岡市内から養父、朝来市内と年始の挨拶回りをしました。

年末年始は、自宅でゆっくりして過ごしましたが、4日から2泊で伊勢方面に家族で行ってきました。伊勢神宮の参拝がメインですが、夫婦岩、伊勢志摩スカイライン、少し足をのばして岐阜城にも行きました。岐阜城と言えば斎藤道三や織田信長で有名ですが、織田信長が天下取りの足がかりにしたところです。しっかり精進してあやかりたいと思います。

初詣は元日に家族で町内のお宮さんにお参りしましたが、伊勢では、二見興玉神社から外宮、内宮とお参りしてきました。家族や社員、弊社に関わる全ての方々の健康と会社の発展と飛躍、安全祈願をしてきました。

今年は、景気対策の補正予算=公共事業がかなりの規模で実施されそうです。以前のブログでも地方自治体の財政の厳しさ、公共事業の裏負担のことを書きましたが、今回は、景気対策ですので、特別交付税としてほぼ国が予算を出すようです。地方の負担はほとんどなく、耐震や防災対策など実際の仕事として目に見える形で出てきそうです。

と言っても、現状では、半年先、1年先も全く予想できない厳しい経営環境の中ですので、全く楽観はできません。気を引き締めてしっかりと取り組みたいと思います。

地方では都市部と違い民間工事があまりなく、公共工事に依存している業者がかなり多いです。補正予算で公共事業が増えても確実な受注見込みが立つわけでもありませんし、国の財政も大変に厳しく、景気対策が何年も続くこともありません。短期的な発注の増加、そして、その後の影響や状況も予測しなければいけません。土木専業の会社は公共事業依存型ですので、将来的には厳しいものがありますが、逆に土木・建築の会社は、公共事業だけに頼るのではなく、民間も官庁も同じスタンスで取り組み、受注をすることで厳しい中でもさらに発展する見込みもあると思っています。

今年は、少しでも良くなるように頑張って成果を出したいと思います。

新年・・・

明けまして おめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

平成25年になりました。元日は、毎年のことですが、家の仏壇と神棚に手を合わせ、自宅で家族とおとそと雑煮をいただきました。それから近所のお宮さんに子供と初詣に行きました。午前中は、親戚の方が挨拶に来られ、一緒にお祝いのお酒をいただきましたが、調子よく3人で一升瓶が空いてしまい、昼過ぎから夕方まで寝ていました。寝ている最中にわざわざ挨拶に来ていただいたS社長さんには、申し訳ないことをしました。どうもすみませんでした。自宅でゆっくりできた良い元日だったと思います。

仕事の方も7日からですが、会社も今期の途中ですので、あまり新年にどう、ということはないですが、新たな気持ちになる良い機会ですので、個人的にも会社的にも気持ちを入れ替えるような考え方でいきたいと思います。7日の初出、全体朝礼までに私なりの今年の考え方と下期の方針を考え、まとめたいと思います。

これまでも厳しい時代ですが、逆にチャンスもある時だと思いながら活動をしています。難しい世の中や景気もみんなで努力すればなんとかなると思います。何とかならないのは努力が足りないのだと考えるようにしています。現状維持でとよく言われますが、現状維持を考えるような守りの考え方では、現状維持での継続も難しいと思います。あえて発展するような攻めの目標をたてていくことが大事です。暗い、下降気味の会社より上昇思考の会社の方が全体に活気もでてきます。同業他社と違う、何かやりそうな会社でないとおもしろくもありませんし、注目もされません。難しいことですが、たとえ無理でもあえてそういう考え方で進みたいと思います。

何百通ものたくさんの会社や個人宛の年賀状にも目を通しましたが、「厳しい中でも共に頑張りましょう、頑張ってください」という文面も多く見られました。社員からも昨年の感謝や共にいい年にしましょう、飛躍する年にしましょう、知恵を使っていきましょう、など、逆に私が力づけられるような文面もありました。

中川工務店だけでなく、S社や社外取締役をさせていただいているO社、当社に関係する全ての会社はもちろんですが、小学校のPTA会長や建設業界関連の役もさせていただいていますので、それぞれにとって良い年になるように、単にがんばるだけでなく、成果がでるような活動をしたいと思います。

本年もみなさんにはお世話になると思いますが、よろしくお願いいたします。