2014年9月アーカイブ

担い手3法・・・

今年度に公共工事品確法、入契法、建設業法の3法が改正されました。この3法は、インフラの品質確保とその担い手の確保を実現することを大きな目的としており、三位一体改正や担い手3法とも言われています。

急激な建設投資の落ち込みからダンピング受注の横行や下請へのしわ寄せなど、技能労働者の処遇も悪化、将来の見通しも厳しく、魅力がないことを理由に建設業への若者の入職も極端に減少しています。しかし、東日本大震災や防災、減災、インフラの老朽化対策、維持管理、耐震化など担い手としての建設業の役割は増えてきています。こうした期待にこたえられるようにダンピング受注の防止や将来にわたって公共工事の品質確保がされるよう、担い手の確保を新たな目的に据えた品確法、それに密接に関わる建設業法、入契法をセットにした法改正が行われました。

ただ、この中で発注者の責務など、発注者側の意識を変えていただかないと何も変わりません。安かろう良かろう、という考え方では話になりませんが、民間だけでなく行政でもそういう考え方のところもまだまだあります。

地方の業者は公共工事のウエイトが非常に高いです。これまでからかなりの予算が削減されてきていますが、特に地方は毎年の事業量=予算の平準化を図っていただかないと継続はできません。

ただ、各年度の中で各地域の予算や地元業者が実際いくら仕事ができるのか把握しないと平準化も無理です。大規模なプロジェクトは仕方ないですが、地域の仕事=地域の業者ということがかなり崩れてきています。そういうことは改善していただかないといけませんが、そこまで考えている発注者はほとんどいないと思います。

今後、建設業者空白地域をつくらないためにも、そういうことを各発注者に考えていただくことが担い手3法においても重要な気がします。

先日、嫁さんと一番下の子と比叡山=延暦寺に行ってきました。個人的にはこれまでに何度か行っていますが、こういう場所に行くとなぜか落ち着きます。お寺や神社に行きすぎとよく言われますが、まあ悪いことではないのでいいかと思います。

 

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建設業界としての役割・・・

9月に入り、会社としても今期の第1四半期が終わりました。年度的には早くも今月で上半期が終わりますが、例年に比べ特に土木は現状までの発注件数、予定件数ともかなり少なく管内は一部の業者を除き、どこも厳しい状況だと思います。広島や福知山、丹波では豪雨災害が発生しましたが、災害時の復旧等の対応など、こういう時の建設業界の役割は大変重要です。

 ただ、災害や除雪時の重要な役割も通常の仕事が確保でき、会社や体制を継続できないと役目を果たすことはできません。10年前の台風23号の際に比べ市内の各旧町単位でも全体の業者数はさほど減っていないかもわかりませんが、豊岡支部の会員数も46社から31社と減っています。うちの本店のある竹野だけでも5社の会員が3社減り、1社新規の会社ができ現状で3社です。会社数は2社の減ですが、社員数や手持ち機械の台数などの体制的には大幅な減となっています。業者数の多い旧豊岡市内以外はどの地区も同じような状況だと思います。

 いざというときにはまず、災害協定等を締結している会員業者が対応しなければいけませんが、若干の社会貢献点数などを除くと会員と会員外の差はほとんどないのが現状となっています。会員というだけで便利屋みたいに使われることも困りますし、いろんな事業に協力し、真面目に取り組む会員企業が継続して地域で生き残れるような入札制度等を考えていただかないといけないと思います。支部長となり3カ月が過ぎましたが、私も自社が安定して継続していかないと業界のための活動もできません。いろいろな意見や要望も出していこうとしていますが、これらの活動も支部会員のためだけでなく、ほとんどが建設業界全体のためのようなことになっています。

 土木については公共工事が業界の生命線です、予算や箇所数が減るだけでなく、現状の県の入札制度では受注が神頼みみたいな状況になりつつあります。規模や業態により旧町単位で活動している業者、市内全域、それ以外とランクがAからEまであるように全体の要望なり意見をとりまとめるのも難しいですが、業界全体が良くなるように、という考え方を基本に考えていかないといけません。また、自社だけ良くなればいいというような考え方にはならないようにしなければいけません。

 8/17には但馬三支部での延期していた夢但馬土木ツアーを行いました。小学生の高学年の親子を対象に但馬の土木施設をめぐるイベントでしたが、こういう機会も初めてのことながら建設業や土木についての理解やPRという意味では大変に意味のある事業だったと思います。

 8/23には、豊岡市から豊岡支部への要請で会員19社から2tダンプ20台と40人に福知山に水害支援に行っていただきました。そして8/30、31には社協と市のボランティアで丹波に8名、3社の会員の社員の方に行っていただきました。

 そして先週末には県庁の土木系の幹部の方に県の青年部会役員として挨拶回りをさせていただき、8/30には但馬空港開港20周年のシンポジウム、8/31にはとよおか福祉会のとよおか作業所まつりに参加、9/1には近畿各府県の青年部会長で近畿地方整備局長さんに挨拶に行きました。最近では豊岡支部としてだけでなく県での青年部会活動もさせていただいていますが、まず、お膝元の豊岡支部、そして但馬、青年部会活動では県全体も見ながらあまりお役に立てないかもしれませんが、自分なりにはみなさんと一緒に頑張っていきたいと思います。

 

 

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