2015年6月アーカイブ

建設業とは・・

建設業は普通の製造業とは全く違いますが、都市部では公共よりも民間の方が多く、地方ではほとんどの業者が公共工事が生命線です。コンクリートから人への民主党政権、それ以前から予算は削減されピーク時の半分以下、この間に多くの業者が倒産や廃業されました。規模=ランクによって入札参加できる営業範囲も制限されますし、毎年、同じような事業が地域である、ということもありません。公共工事=税金と言われながら無駄な事業は一切なく、災害や防災対策、必要な社会基盤整備をしているだけなんですが、これまでから叩かれてきた業種です。震災や水害、除雪等から建設業の地域での必要性、若年層や人手不足から担い手三法も成立し、労務単価も上がりその必要性も少し考えられるようになってきました。ただ、それにより発注量が増えるわけでもなく、地域毎の予算も年によりまちまち、こんな先の見えない、割に合わない商売はない、という方が業界内でも多いです。

地域の中で建設業が必要なのか、必要でないのか、その答えを行政や住民に考えていただかないといけません。地域の工事も受注できず、機動力や体力が落ちてくれば災害対応や除雪もできなくなります。町が消滅するかもしれない、ということで地方創生が重要な国の施策となりましたが、建設業がなくなる、空白地帯ができるようなことが私の危惧するところです。発注の地域バランスや公正な競争環境下でも地域の工事は地域の業者ができる入札システムにしていただかないといけません。

建設予算が削減され続ける中で、異業種、新産業への進出により地域雇用を確保するようなことも言われていますが、全体の業者がそういう対応もできるはずもありません。

私も自社だけを見てきましたが、業界での役割をいただき、少し違う角度から建設業を見るようになりました。全員が安定した経営を維持していくことで雇用の確保や地域経済への貢献も可能となりますが、現実はそんな甘いものではありません。業界のPRや必要性を訴えながら行政や住民に建設業というものを理解していただくところがまず出発点のような気がします。私には“建設業とは”の答えがまだよくわかりませんが、真面目に地域のために取り組む建設業者が普通に継続できる環境となるように業界、行政が住民の理解を得ながら取り組まないといけません。

第51期・・・

ブログを更新していない間に、第50期が終わり、第51期がスタートしました。都市部では景気が良いように言われていますが、今年度は少なくともこの地域の建設業には過去にない厳しい年度始めとなりました。受注のほとんどない業者と集中して受注している一部の業者、かなりの格差ができていますが、全体的にはかなり厳しい状況となっています。公共予算が財政も厳しいのは理解しながらも公共工事がこの地域の建設業の生命線です。災害・防災対策、社会基盤整備など、必要な公共事業はまだまだあります。雇用を含めた地域経済ということからも行政のみなさんにも建設業界の現状を見極めていただきたいと思います。

前回の更新5/18から昨日までに出張が8日間、移動日を含めると半分以上出ていたことになります。県本部や支部、関連団体の総会が主なところですが、親会だけでなく青年部の県のゴルフ大会や、全国の準備会などもありました。一昨日も東京でしたが、会社にほとんどいることがなく申し訳なく思いながら、業界がらみや関連する会社の仕事も私にとっては大事です。関係ないようで全て本業につながると思っています。

受注状況では期首から建築はどれも厳しい条件ながら官民とも好調な感じがします。ここ数年と同じく初夏で監督がいなくなりそうな感じです。一方、土木は官庁の発注がまだないのと受注工事も外注がほとんどでかなり厳しい状況です。社内で大きく違うような状況ですが、全体で良くなるようにしなければいけません。

第51期の経営方針も前年とほとんど変えていませんが、受注目標、収支を含めてしっかり活動していきたいと思います。

また、今月は来月の全国安全週間の準備月間ですので、安全最優先で取り組みます。

 

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